雨垂れは如来の鼓動 朝勤の 切々経(ぜぜぎょう)の声 法界に盈つ
宝滴003
本文
雨垂れは如来の鼓動 朝勤の 切々経(ぜぜぎょう)の声 法界に盈つ
形式
#短歌
カテゴリ
#1.仏法・教義
ラベル
#仏 #雨 #朝 #声
キーワード
#雨音 #経の声 #法界 #鼓動 #勤行
要点
雨音と読経の響きが如来の鼓動として、法界を満たす。
現代語訳
雨垂れの音は如来の鼓動のようだ。朝の勤行で唱えられる切々経の声が、宇宙全体を満たしていく。
注釈
切々経:省略せずに、一音一音唱える経。
解説
自然現象(雨音)と宗教的実践(読経)を重ね合わせ、宇宙的スケールで仏法の響きを描く。密教詩的世界観が顕著。